インタビュー｜金沢大学職員募集案内_国际足球

よい仕事は良好な人間関係や
居心地のよい環境から生まれる

前田裕一

財務部財務管理課資金管理運用係　
2021年度入職
（2023年3月現在）

現在どのような仕事をしていますか？

資金管理運用係として定例的な仕事（1年の業務スケジュール参照）に加え、消費税に関する業務として2023年10月から開始となる「インボイス制度」への対応に向けた作業をしています。この「インボイス制度」は大学におけるすべての会計業務に関連する法制度であるため、本制度に関連する業務の洗い出しを行い、その運用方法や規程等の変更?新設について検討を進めています。また、それ以外の業務においてもさらなる効率化や生産性の向上を進めるべく思料しています。

金沢大学を志望した理由はなんですか？

金沢大学は「未来を創造していく場所」であると感じ、本学の職員を志しました。私は前職では金融機関に勤めていたのですが、そこで様々な企業やそこで働く人達と関わる中で、この先の世の中を形成していくのは紛れもなく「人」と「知」だと考えるようになりました。未来を担う優れた人材を創出する教育機関として、また、革新的な技術や知識を創成し発信する研究機関として金沢大学は最も魅力的な職場だと感じその一助となるべく転職を決意しました。

民間企業からの転職ですが、前職との違いや前職の経験が役にたったことがあれば教えてください。

大学ならではの体制や仕組み、独自の言い回しや用語など初めて知ることだらけです。今も毎日のように新しい発見があります。前職での知識が業務で活きることももちろんありますが、以前は営業活動をしていた期間も長く、そこで培ったコミュニケーション能力が最も役に立っていると考えています。よい仕事は良好な人間関係や居心地のよい環境から生まれるものだと思いますし、そのおかげもあって現在の職場には実家のような安心感まで覚える次第です。

転職を考えている方へメッセージをお願いします。

転職には大きな勇気が必要であり、かなりの不安が伴います。ただ、自分が「こうありたい」という姿を実現するために、現状では不十分だと感じるのであれば、転職は強力なツールになると思いますし、私自身は転職をして本当によかったと感じています。あるいは、転職を考える中で、やはり今の仕事が自分に合っていると気がつくこともあるかもしれません。そういった意味でも「転職」という形で一歩踏み出す選択肢は大いに検討する価値があると考えます。

1年の業務スケジュール

資金管理運用係の年間を通じた業務として、大学の資金を安全かつ効率的に運用し、財政基盤の強化を図るため、債券の購入等による資金運用を行っています。
加えて、学生寮における寄宿料の管理や奨学金の支払いなどに係る業務、科学研究費補助金の受入れや支払いなど研究に関する資金の管理もしています。また、季節性のものでは、例年3～4月にかけて決算資料の作成、5～6月にかけては消費税の申告に係る業務を行います。