12月8日,公開講座「中欧のクリスマス文化と大晦日の過ごし方」を実施し,10代から80代までの16名が参加しました。この講座は,ドイツ語圏や中欧のクリスマス文化やそれにまつわる物語,年末の過ごし方を紹介し,異文化に関する知識と理解を深めるものです。
はじめに,講師の国際基幹教育院外国語教育系早川文人准教授が,講座の趣旨を述べ,世界中にさまざまな形で伝わり,私たちの暮らす日本でも身近なものとして親しまれるクリスマスの起源と由来について推察しました。
続いて,同系のクラチャンスカ ヤナ助教が,スロバキアではクリスマスのメイン料理に使う鯉を事前にバスタブで泳がせる家もあることなど,私たちの知らないクリスマスの側面や魅力を紹介し,さらにふんだんな写真を使って昔と今のクリスマスを比較しました。
受講者からは「クリスマスらしいアイテムの資料が多くて楽しむことができた」「クリスマスに冬至との結びつきがあるとは知らなかった」という感想が寄せられ,新たな学びの機会となりました。
なお,第2回は国際基幹教育院GS教育系の佐藤文彦教授,第3回は早川文人准教授が講義を実施します。
講師:国際基幹教育院外国語教育系 准教授 早川 文人
国際基幹教育院外国語教育系 助教 クラチャンスカ ヤナ