11月15日,自然科学系図書館AVホールにて「金沢大学がん進展制御研究所国際シンポジウム2016」を開催し,学内外から約180名が参加しました。
本学がん進展制御研究所の大島正伸所長の開会のあいさつの後,フランス国立科学研究センター名誉教授のジャン?ポール?ティエリー博士の「がんの進展における上皮間葉転換:治療応用への試み」と題した特別講演からシンポジウムがスタート。
続く第1,第2セッションでは,本学の衣斐寛倫准教授(がん進展制御研究所/新学術創成研究機構),ウェイ?レオン?タム准教授(シンガポール国立大学がん科学研究所),本学の鈴木健之教授(がん進展制御研究所/新学術創成研究機構),ブレンダン?ジェンキンス教授(オーストラリア?ハドソン医学研究所)がそれぞれ発表を行いました。
セッション終了後,本シンポジウムのコーディネーターであるブーン?ドミニク准教授(金沢大学がん進展制御研究所/新学術創成研究機構)が今回の講演内容を振り返り閉会の挨拶としました。
シンポジウムでは,質問時間に真剣にノートをとり活発な討論をする研究者や学生達の姿が見られ,また, 活発な討論は休憩時間にもおよぶなど,世界で著名な研究者と交流ができ,がん研究の最新の動向についてディスカッションできる貴重な場となりました。
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